Unityについて、今回はシーンについて説明致します。
| シーンとは? |
シーンとは、演劇で例える場面です。
ドラマの撮影でもシーンという言葉は使われていますね。
舞台があり、キャラクターがいて、セリフを読み、行動し、物語の一シーンを演出します。
Unityで言うと
舞台 = 世界
キャラクター = オブジェクト
セリフや行動 = プログラム
と言ったところでしょうか。
世界の中に色々なオブジェクトを配置し、それらをプログラムで動かしていく、それがシーンです。
RPGというゲームの世界で、もっとわかりやすく言うと、
・タイトル
・街の中での移動シーン (NPCと会話したり、お店で売買が出来る)
・フィールドマップの移動シーン (モンスターとエンカウントする)
・バトルシーン (モンスターとの戦闘)
・エンディング
などで分けられます。

プロジェクトの中に作った様々なキャラクターやプログラム。
それを各シーンで使う物だけを配置し、動かします。
そして、必要に応じて別のシーンに切り替える事で演出する訳です。
勿論、シーンなんて1つで十分! というゲームも作れます。
まぁでも、タイトルぐらいは欲しいですよね。
考えるよりも、理解するよりも、まずは実際にシーンを作ってみましょう。
| シーンの保存 |
プロジェクトを作成しただけではシーンは作成されません。
なので、まずはシーンを保存しましょう。
何故いきなりシーンの保存なのか?
それは、既にそこには『何もない世界』というシーンがあるからです。
シーンを保存するには、左上のメニューから
File → Save Scene
を選択して下さい。
すると、ウィンドウが開きますので、その場所に適当に名前を付けて保存してください。
※フォルダを指定する事もできますが、基本的にはウィンドウが開いた場所に保存してください。

シーンが保存が完了しました。
保存が出来ている事を確認するため、以下の場所を見てみましょう。
Unity画面上にある 《Project》 というタグの中に 《Assets》 というフォルダみたいなものがあります。
そこをクリックしてください。
すると、その横にある空欄に、Unityマークのついたファイルが表示されます。

このUnityマークのファイルは、先ほど保存したシーンです。
今はシーンの中に何も入っていませんが、以後はこのUnityマークのファイルをダブルクリックすれば、保存したシーンを呼び出す事が出来ます。
尚、《Assets》というフォルダは、現在開いているプログラムの直下にあるフォルダです。
Unityがプロジェクトを作った際に、勝手に作るフォルダです。
基本的に、Unity上で作成したオブジェクトやプログラム、シーン等は、この《Assets》フォルダの中に入れられます。
| シーンの確認 |
さて、シーンの保存は出来たわけですが、これだけだと何の事かよくわからない人も多いと思います。
なので、もう少しばかり説明を追加しておきます。
シーンにオブジェクトを追加してみましょう。
左上のメニューから
GameObject → Create Other → Cube
を選択して下さい。

すると、画面上に立方体が出現し、《Hierarchy》タグの中に『Cube』という項目が追加されます。

Cube …… 英語で、立方体/正六面体/立方体の物(さいころ・敷石・木れんが・角氷など)ですね。
Hierarchy (ヒエラルキ) は、シーン(舞台)上にあるオブジェクトをリストアップしています。
つまり、今現在のシーンには
・Main Camera : 舞台を映しているカメラ
・Cube : 立方体(役者)
の2つが存在していますよ、という事です。
とりあえず、この状態でシーンを保存しましょう。
左上のメニューから
File → Save Scene
を選択して下さい。

ちなみに、《Save Scene》は『上書き保存』の事です。
まだシーンが保存されていない時には保存ファイル名を聞かれますが、
今回は『既にシーン作成済』 + 『そのシーンを開いている状態』なので『上書き保存』されます。
次に、別のオブジェクトをシーンに追加してみましょう。
左上のメニューから、今度は
GameObject → Create Other → Sphere
を選択して下さい。

すると、今度は、画面上に球体が出現し、《Hierarchy》タグの中に『Sphere』という項目が追加されます。
ただ、この状態だと、作成した球体は、先に作ってある立方体と重なっています。
なので、球体の位置をずらしてしまいましょう。
《Hierarchy》タグの中にある『Sphere』をクリックしてください。
次に、《Inspector》タグの【Transform】項目の中にある『Position』の X の数値を 2 に変えてみて下さい。

すると、画面上にある球体の位置が横にずれてくれます。
Unityは基本的にすべて英語表記ですが、書かれている単語は調べればだいたいすぐに分かる物が多いので、それほどハードルは高くありません。
Position …… 位置の事ですね。
先ほど行った作業で、球体の位置を変更致しました。
さて、この状態で、今度は別の名前を付けてこのシーンを保存しましょう。
左上のメニューから、今度は
File → Save Scene as...
を選択して下さい。

すると、ファイル名を聞かれますので、適当に名前を付けてシーンを保存しましょう。
何となくわかったかと思いますが、『Save Scene as...』 は 『新しい名前で保存する』と思ってください。
英語なので一瞬 ん? となってしまうと思いますが、すぐに慣れてくるかと。
さて、これで2つのシーンが出来ました。

《Project》タグの『Assets』フォルダ内にある、最初に作ったファイル(シーン)をダブルクリックしてみて下さい。
すると、立方体が一個しか表示されていないシーンに切り替わります。
逆に、先ほど作ったばかりのファイル(シーン)をダブルクリックしてみて下さい。
今度は、立方体と球体の2つが表示されているシーンに切り替わります。
現在はダブルクリックする事で切り替えてますが、
プログラム上であれば たった1文 でこのシーン切り替えが出来るようになります。
ボタンを画面上に表示させて、それを押したら シーン移動!
敵のシンボルマークにプレイヤーがぶつかったら シーン移動!
タイトルシーン と ゲームシーン という2つのシーンに分けても良いですね。
ステージ1というシーン 、 ステージ2というシーン 、 ステージ3というシーン...という事も出来ます。
最初の頃はシーンはあまり気にせずゲームを作っていけば良いと思いますが、ゆくゆくは必要となっていくと思います。
今はまだ、こういう事が出来るという事を知っていれば良いかと。
シーンの説明に関しては以上です。
前回 : プロジェクト作成
次回 : ゲームオブジェクト作成とゲーム画面
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